Ａ列車で行こう物語　臨海新都市　�A 　作：ヨワモノ

＜まえがき＞
臨海新都市の�@は、ゲーム攻略小説というより、短編小説みたいになったと思います。
それは、今後ゲームに必要になると思われます。
一部、現実と似ている点もあると思いますが、その辺はその辺で・・・
今回、災害からの復興のときよりも、長く続く見込みです。
なぜなら、じっくりやっており、攻略も完全にやりやすく、小説にもあらわしやすいのです。
他のマップでも、攻略もやりやすい奴はあるのですが、小説は、難しいので。災害からの復興なんかもです。
それでは、本編へ入ります。

�@の続き

ＡＲ永平田の開発会議も終わり、それぞれの持ち場につき、仕事を始めた。
社長は、いろんな所へ電話を掛けたりしている。
秘書「社長、スゲジュールがぎっしり詰まってますが、大丈夫ですか？」
社長「どんなスゲジュールだ？」
秘書「はい、永平田大都市作戦実行委員会、永平田新幹線建設委員会、永平田市空港建設委員会などと会食予定が入っています。」
社長「ん、新幹線に空港？それらを作るとでも言うのか・・・どちらも、多くて2000億円ぐらいは必要だ。」
秘書「そうですけどね。新幹線がこの町に走ったら、永平田新幹線にするらしいですよ。」
社長「どちみち、社長が決めろとでも言うんだろ。」
秘書「まあ、そうなるらしいです。あとですね、大阪府知事の橋元徹さんとの会談が、午後2時より予定されています。」
社長「了解。今日はそれだけだな。」

そのあと、永平田市長から電話があった。
市長「あ、すみません。ちょっと、話したいことがあるのですが、そちらへ伺ってもよろしいですか？」
社長「別にいいですけど。」
市長「ありがとうございます。それでは、そちらへ向かいます。」

秘書「誰からだったんですか？」
社長「ああ、市長だ。話したいことがあるって。何か資料を見せながら話すんだろ。」
秘書「だと、テレビ電話も欲しいですね。なら、電話で話できますしね。」
社長「確かに、そうだが、今のＡＲ永平田の財産では、そんなもの、設置不可能ですしね。」
秘書「ですね。」

そして、市長がやってきた。
市長「こんにちは。あのですね、今回、ＡＲ永平田の助けになる会社をお呼びしました。」
社長「なんだ？」
市長「はい、永平田電気鉄道の社員です。ＡＲ永平田の前会社で、この町の発展からは撤退したんですけど、町の状況は見てくれています。」
社長「それに、危機を感じたって訳か。よろしくお願いします。」
社員「よろしくお願いします。ちなみに、私が今の永平田電機鉄道の代表です。」
社長「よろしくお願いします。こっちで、どの部署に入ってもらうか考えるから、メンバーで着てくれる？明日。」
社員「了解しました。よろしくお願いします。」

秘書「どうでしたか？」
社長「ああ、ＡＲ永平田の前会社らしくて、ＡＲ永平田の雇用対策にと手伝ってくれるんだそうだ。」
秘書「私は、経理部と業務部、それに工事部と証券部、銀行部と話をしたんです。」
社長「何の話だ？」
秘書「手助けが来ると聞いてから、ＡＲ永平田にある５つの部署と話したんです。業務部は、色々な子会社に関するセンターを設立するみたいで、人数が足りないみたいです。」
社長「じゃあ、業務部に中心的に入れようか。あ、明日、５部署の部長に、予定を空けて置くように頼んでおいてくれないか？」
秘書「分かりました。連絡しておきます。どこに集めておきますか？」
社長「あ、そうか。じゃあ、会議室�Tにくるように頼んでくれ。永平田電機鉄道の奴らにも言っておく。」
秘書「じゃあ、９時半に会議室�Tでよろしいですね。」
社長「よろしい。ここは、わしに任せろ。メールで、５部署に送るんだよ。」
秘書「なるほど、確かに、一回で送信も済みますしね。手間も省けますし。」
社長「さてと、寝るか。明日も、忙しいですしね。」

次の日。

社長に、一本の電話が入った。
社長「もしもし、こちら、ＡＲ永平田ですけど。」
市長「おはようございます。ええっと、話しそびれてた事があるんです。」
社長「なんですか？」
市長「はい、補助金申請と、開発内容を、決めていませんでしたので。」
社長「あ、すっかり忘れてた。それですわ。で、今日は、午前９時に会議があるので、昼３時からでよろしいですか？」
市長「はい、よろしいです。あ、ハンコと、ペンがあれば便利と思います。」
社長「分かりました。会議室�Tに入ってくださいね。」

秘書「誰からだったんですか？」
社長「ああ、市長だ。永平田電気鉄道との会議の後、次に３時からやるそうだ。」
秘書「クリア条件は、やっぱり気になりますね。」
社長「目標がないと、やはり、開発しようもありませんしね。」

�Bへ続く