のびたのバイオハザード ファイル2  作:プニ

第二章
のび太達が家を出た頃。裏山の頂上では黒い影が動いていた。
「エネルギーチャージ終了まで残り3分。」「ヨシそのまま続けろ。」そこには2m大きな箱があり、中に何かいるようだ。「たくっ、これを起こすのドンだけ面倒だかわかってんのか。
あの青ダヌキ、」と研究員の一人がぼやく「そうゆうな、そうしなきゃ殺されるのは俺らなんだから。」「ふぅ〜ハイハイ・・エネルギーチャージ終了ゲートオープン」
プシュー、「にしてもデケーなコイツ。」
「ああなんたってあの豪打家の主婦だからな。それにこの装備を持つんだからな。」
「あぁ、あのドでかい連射グレネードと戦車の主砲になるはずだったヤツを無理やり歩兵用にしたヤツだモンナ。」「お目覚めのようだぜ。コードネームGKTタイプ1カーちゃん、ほらさっさと装備をつけてガキ共を始末しろ。」ウィーン・ガコン「おいチョッ・・・」
ドーン「・・・ガキコロス」カーちゃんはその場から消えた。
そしてのび太達は、学校を目指し進んでいた。「もうすぐ学校だみんな気合入れろ。」
家から出て二時間学校まで後1・5キロ・・
まもなく学校だという所で空気が変わった。それをいち早く察知したのはのび太だった。
「みんな、止まって何か来る。」突風が土煙が上がった。
その時、土煙を突き破り、砲弾が飛んできた。砲弾はスネ夫の右ほほをかすった。
「ナ、ナンだコイツは?」スネ夫は恐怖で足がすくんだ。土煙がやんだ。
「・・・カーちゃん?」それはジャイアンの母親だった。「カーちゃんなんで?」
「・・ジダンソウテン」またスネ夫に照準が合わされた。「・・ファイア」
すぐさま、ジャイアンはスネ夫をのそばへ行き、砲弾を金属バットで打ち返そうとした。ジャイアンの手に激痛が走った。「グァ!チクショー何でだよ何で・・何だよー」金属バットに亀裂が入りジャイアンの手は血がにじみ出るほどだった。
「クソガー」かろうじて砲弾が上に飛んだ。間髪入れぬうちに、今度はグレネードがジャイアンたちを襲う。「クソ腕が上がんねー。まっ自分の親に殺されるのも悪くねーな」
その時、目の前のグレネードがすべて撃ち落とされた。「ジャイアン死ぬのは早いよ。
今度は僕が君を守るよ。」それは前の恐怖におびえるスネ夫ではなかった。
「スネ夫・・ありがとうアレは俺が倒さないといけない。みんな力を貸してくれ。」
「わかった。みんなやるぞ。」「サー」「しずかちゃんとスネ夫は右、ボクは左からの援護、後はジャイアン任せた。」凄まじい戦いに始まりだった。
スネ夫は、持ち前のラジコンテクで相手翻弄させてる間に、しずかちゃんはダイナマイトで足場を崩す作業をした。しずかちゃんに飛んでくる弾は容赦なく撃ち落とした。
そのスキにジャイアンは物陰に隠れ、スネ夫からもらった手榴弾を体に巻きつけた。
「ヨシ行くぞ。」のび太はサバイバルナイフにワイヤーをくくりつけ、カーちゃんの足に突き刺しワイヤーを巻きつけた。「ジャイアン今だ。」みんなの合図同時にジャイアンは
「みんな・・お前らと日々は楽しかったぜ。」
「ダメだジャイアン自爆なんて」(スネ夫悪いーな。俺はこの先、足でまといなるからもうリタイアだ。)「そんな・・・ジャイアーンー」ド〜ン
。ジャイアンの体は見るも無残に吹っ飛んだ。土煙がやんだ。
「スネ夫顔を上げて、まだジャイアンの母さんは死んでないみたい」
「・・・そんな、うそだろ。何で・・・」ジャイアンの母親は傷一つなかった。
「たぶん、あの厚い脂肪がダメージをカットをしたんだわ。」しずかちゃんの冷静な解析。
「でもあの攻撃を、全て防ぐことなんてできるだろうか?そんなドラえもんの道具じゃあるまいし。」スネ夫の疑問は確かにその通りだった。
「そんなことより来るぞ。」のび太がいち早く動いた。「きっとどこかに弱点があるはずだ。それを探すんだ。」長い戦いになった。「弱点なんて何処に」2時間たった頃。
「のび太、弾が切れた。」スネ夫の道具は残り手榴弾しかなかった。「クソ、なんか弱点はないのか」のび太も焦る。その時「そいつの弱点は胸の真ん中の奥の制御スイッチだ。」
(今の声は?そんなことよりこいつを止めねば。)「しずかちゃん黄金銃!!」
「ハーイ (σoσ)ノ 」銃を受け取りそのまま目にも止まらぬ速さで相手の懐にはいりこみ
そのまま「くたばれ、化け物・・・」ドン、「ウゴーウゥゥゥゥ…すまないね・・」バタ
「ハァハァ・・・やった。ジャイアン仇は取ったぞ。」大きく横たわるジャイアンのカーさんはピクリともしなかった。「やったわね。のび太さん」「あぁ、ほんとによくやってくれたよ。のび太」「いやきっとジャイアンが力を貸してくれたんだよ。それに出てきなよ。出木杉」




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