虹色の7。  作:ヒツジなのだ。

くるくる
廻る回転と

ゆるゆら放つ
オーロラが

遠い地軸の北の果て
氷が『偉い』北極で

静かに
ほのぼのしています


ゆるゆら踊る
虹色です

くるくる時間は
過ぎるのです



遠くでかすかに
きこえた鼓動

氷に満ちる鋭角を
静かに僕は呼吸する


地殻の気持ちを
考える

氷の緩い触覚を
静かに僕は呼吸する



遠くて近くて
ほのかに甘い

ココアを
クピリと飲みました


コオリ角度は
キンキンで

気温マイナス40度

小春日和の
北極で

僕はココアを
飲むのです


ゆるゆら踊る虹色に

ココアの湯気が
揺れるのです






コメント

1点 sisanan 2011/04/09 21:08
生命の新神秘を感じるなぁ


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