中学二年の学校2  作:モノ

説得に行ってきます。もしかしたら戦闘になるかもしれないのでその時はお願いします。と先生に告げ、階段へと向かう。同じように廊下から外を見ていた他組の先生に早く止めてこい。と言われ玄関へ走った。というか走らされた。


敵の数は四人。どれも他校の生徒で派手なバイクに乗り、幹部クラスだと思われる。幹部なんているのか知らないけど。
うるさくて話ができん、エンジンを切れ。と叫ぶように四人に言うとやけにすんなりと爆音を奏でているバイクが止まった。
歩いてくる四人。どれも自校の制服で無駄にチャラチャラしている。

奴等の話を纏めると、何か最近この辺で面白いことが無いか話していた所に自分の存在が知らされたらしい。で、調子乗ってるそいつボコボコにしたらマジおもろくね!? って事らしい。背中の校舎から沢山の視線を感じる。
迷惑なのでお帰りください。と注意してみると奴等は、センコーかよおめぇはよっ!
とか何とか。
ではどうしたら帰ってくれますか? 相手の様子を見ながら言う。おめぇをボッコボコにしたらに決まってんじゃん。とか言い四人は長めの木の棒を取り出す。
不本意ですが痛いのは嫌なので、拘束させてもらいます。
四人は笑った。


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