鉄道経営物語 第6話 いきなり快速  作:ヨワモノ

股田事故田は、東淀川駅の近くから、新大阪駅へ向かう途中、自転車で、朝御飯用の軽食を少しコンビニによって行った。
しっかりと社員用の駐輪場も完備されており、もしも列車が動かないときの原因を観にいくためにあるんだという。
しかし、列車が動かない原因は、駅とかより離れた所にある。
自転車がなければ、現場へ急行するだけで息が切れ、原因を調べる所じゃなくなる。

股田事故田は、新大阪車掌所につくなり、運行予定表を受け取った。
そして、乗務予定の列車の鍵を貰い、時計合わせをして、列車に乗り込んだ。もちろん、駅ではない。駅の近くにある停車場(車庫)まで徒歩でレールの所を歩く。
運転手との待ち合わせも兼ねて、先頭車両から乗った。そこで、運行予定表を読んだ。どこで待ち合わせなどが書いてあり、アナウンスの例もある。
そして、運転手がやってきた。運転手と、列車行程を呼び合った。そして、後部車両に移動した。
それと同時に、監督の人が来た。やっぱり危険なんだろう。
出発した。
新大阪駅に入線し、発車を待つ。その間、車掌のほうについてくれた監督に、いろいろ話を聞いた。
そして、新大阪駅を発車する。

股田事故田「まもなく、和歌山方面行き、快速列車が発車いたします。ドアが閉まります。ご注意ください。」

このように言い、車両が動き始めた。
車内を回り、不審物がないかなどと調べる。
そして、快速だから、停車駅の案内もしなければならない。
大阪駅は通らず、途中、JR貨物の線路を走る(梅田貨物ターミナル)ので、とりあえず直通列車になっているが、大阪駅を通ると、天王寺方面にはいけない。
なんやかんやあって、終点の紀伊田辺駅に着いた。久しぶりの和歌山県南部だ。
紀伊田辺駅発の新宮駅行きの各駅停車に乗務するんだという。
すぐに、新宮行きの回送列車が入ってきた。でも、種別は普通になって、新宮行きとなっていた。
その列車に乗り、お約束のセリフを言い、それをずっと、新宮駅まで言い続けた。
新宮駅に着くなり、監督の人が、新宮駅でお別れだという。
監督の人は、このまま折り返しの和歌山行きに乗務するらしい。
股田事故田は、明日まで乗務列車はないので、新宮駅周辺で遊ぶらしい。
もちろん海もあり、そこで、運転手の人も、同じ行路で、明日までないので、一緒に行った。
そして、昼御飯も、海の家で軽食を取った。
そして、2人そろって、明日の朝一で関空・紀州時快速の乗務をする。
で、実家が、海南駅の近く(海南市重根)にあるので、2人ともそこへちょっとおやつも兼ねて行った。
そして、和歌山駅の車掌所につき、近鉄百貨店に行き始めた。家へのお土産に買うらしい。
運送料は無料でつくらしいので、東淀川区に送ってもらった。
そして、家に連絡し、紀州時快速の行路に着かないといけないことを伝え、明日にまた戻ることを伝えた。
そして、一人で京橋駅までアナウンスをした。
しかし、関空快速に乗務していた人が監督のため、一緒に乗務した。
京橋駅まで乗務して、車両所に入ったら、京橋駅から大阪駅まで、大阪駅始発の回送列車を運転し、そのまま帰った。
帰宅すると、母に、なんかインターホンがなったと言われたが、商品はない。
股田事故田の住むマンションは、自動的にマンションで受け取るシステムになっている。
だから、1階の管理人室に預けられているために、そこに取りに行かなければならない。
急いで、1階の管理人室に行き、荷物を受け取った。そして、上へ上がって空けた。
股田は、結婚祝いだと言った。
母には、喜ばれた。なぜなら、ネックレスを買っていたからだ。
そのネックレスは、母の首周りに大切に掛けられ、夫婦の仲が実感できる。
そして、その日の晩御飯も豪華だ。
なんと、イタリア料理バイキングだ。イタリア料理といえば、現地ではとてもといっていいほど珍しく、値段が高い。
そんなものを食べることが出来るのも夫婦愛があるからだ。
そして、家に帰って、お風呂に入り、就寝した。明日は、高槻駅まで行かなければならないのだ。でも、11時からの列車なので、10時に東淀川駅を出ればOKだ。
まあ、ちょうど高槻止まりの列車に乗れれば、いいと思ったが、降りなければならない。

<次回予告>
次回、第7話は、各駅停車に乗務します。
普段、最寄り駅から利用するのに、快速は殆ど乗らない。
そして、普通は快速よりも先に実行するはずの内容だ。でも、なかなかダイヤも合わなかったらしい。
と、いうことで、第7話のタイトルは、『各駅停車の乗務』です。

あ、ここまでで、ヨワモノの書いている小説を、ルビアタウンのほうに上げて生きたいと思います。
また、僕のブログ、いろいろブログAにも載せるつもりですので、よろしくお願いします。


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