普通の学校 第4話 最終回  作:ヨワモノ

タイトル(悲劇が壁山を襲う)

ついに完結する普通の学校シリーズ。
完結するときには必ず言われる『最終回』の文字。
今回は最終回で行きます。
あの主人公が、不幸を招くかも・・・


ある日、壁山は普通にベットから起きた。
そして、壁山はいつもと部屋の感じが違うと感じていた。
そう、実は、病院に入院しているのだ。
壁山本人は分かっていないが、なにやら車と正面衝突して倒れていたんだという。
そして、とりあえずは目も覚めたが、名前も覚えていない。記憶消失を起こしているのだ。
そして、医者からは、余命一ヶ月しかないと判断された。
生き残るには海外へ高いお金を掛けて行き、そこで移植する以外ないんだという。
しかも、記憶消失が起こっているため、どこにも連れて行きにくくなっている。
そこで、壁山の親が考えていた。記憶消失はもう戻せないし、余命も一ヶ月しかないから、この日本で一ヶ月を過ごしたいということを。
そして、一ヵ月後、壁山は本当に動けなくなっていた。
当然、呼吸もしていない。完全に、死んだんだ。
親が学校へ連絡した後、先生などクラスメイト30名近くが来た。
死亡理由が、車との正面衝突や空気中の排気ガスを吸ったせいとなっている。
過去の実験で、車やタバコから出る煙(二酸化炭素)は、排気ガスであり、二酸化酸素の大量に出ている車の後ろを歩く実験で、
実験に使われた人がたくさんのめまいや吐き気などがしたという。
このような危険性から、二酸化炭素の排出量を制限するなどを政府で決めたが、電気よりガソリンのほうが安かったり、
飛行機のほうが高いなどの理由から、車の利用者が多発してきた。
つまりは、遠くの国内へ行くのに、旅行でも配達でも、できるだけコストを下げたいと思えば、飛行機より車に流れてしまう。
列車は電気で動くから、電気代が高くなれば運賃も高くなる。
だから、電車でいけるところを車にする国民性があり、そのせいで二酸化炭素などの排気ガスが出てきた。
それで、壁山はそういうにおいなどが嫌いな性質であることがわかり、死亡したのである。
その学校の人らは皆、車の使用禁止を国に完全に求めた。
車の排気ガスなどのせいで死んだ人がいるのに、さらに自動車を増やすことは嫌というのは当然である。
しかし、政府はそう引き受けなかった。
車がなければ動けない老人の人もいますし、鉄道とかの通ってない所では車しか頼れません。だから、選ばれなかったのである。
本当に政府を憎みながらのお葬式になった。
そして、本当に車は大嫌いだと、壁山の関係者は皆言っている。
これでも、使用禁止にしない心得は政府のすごいところだ。
でも、やはり政府を憎む人はいる。
さらに、この死亡原因を全てのテレビ会社に言い回し、放送させた。
政府に対する憎しみも放送された。
やはり、これは効果があったようだ。
そのテレビ会社に、排気ガスに反対する人が大集結したんだとか。
この結果をみて、政府も、意地を張るのをやめたんだとか。
<終わり>

この話の先行きはありません。
今まで、ありがとうございました。


コメント

2点 高杉晋助 2009/10/04 20:10
始まり方がいまいちなような気もしますが、終わり方が感動するので、2点にします。

3点 ヨワモノ 2009/10/04 21:05
まあ、最終回というオチはやはりこんなもんだろうって感じです。
災害からの復興の最終回も見てみてください。


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