鉄道経営物語 特番 年に一回のお楽しみ  作:ヨワモノ

皆さんは、年に一回のお楽しみといえばなんだろうか。
誕生日?それとも、ボーナス日?
けれども、この二つではない。それは何か。
結婚記念日は、もう2ヶ月ほど前の話だ。
そう、入社記念日なのだ。
JR西日本では、入社記念日になると、その日は休みになる。
その日は、とりあえずは休めるが、実際に休むかどうかは、本人が決めれる。
例えば、家族がいるときは、その日だけ休むことにしたりする。
また、この日に仕事をしたら、別の日に休める制度もある。
しかし、その場合は、その日に、同じ日に入社した人と変わらなければならない。
股田は、休むことにした。で、実は、入社日がちょうどシルバーウィークに重なっており、妻はどこかへ行くつもりらしい。
夫がいると、妻も安心するらしい。
その旅行先が、広島県だ。
宇治港周辺まで、路面電車なども使いながら向かって、ホテルにチェックインする。
そして、その後、宮島に行ったりする。
3日目の15時には新幹線で帰れるようにチェックアウトし、原爆ドームや平和記念資料館などを見る。
そして、新大阪駅へ戻ったら、妻と別れて仕事をするということらしい。
だから、新大阪駅から出発するオーシャンアローで新宮まで行くらしい。
一緒に、妻を車両に乗せ、新宮までも一緒に行く。
そして、そのまま新宮で一日楽しんだ後、他の新宮で楽しんだ人たちを乗せて新大阪まで帰るそうだ。
そして、そのまま帰るらしい。
旅は、6時新大阪発ののぞみで広島まで行くらしい。
すると、広島駅に着くのは9時ごろで、普通なら、広電(広島電鉄)を使って宮島まで行くが、股田は、JR西日本の社員でもあるため、山陽本線で行った。
広島駅に着いた。結構広かった。
二人は、駅弁を買うことにした。股田は、この駅弁をレポートするらしい。
二人は、松茸御飯と夫婦アナゴ飯、しゃもじかき飯、もぐり寿司を買った。
広島駅限定の駅弁で、2つずつ買った。
そして、山陽本線の西行に乗り、宮島口まで目指した。
宮島口までに、夫婦アナゴ飯ともぐり寿司を食べた。もちろん、容器は残してあり、中の写真もある。
宮島口に着いた。ここで、あなご飯を店で食べた。持ち帰りの分も買った。
そして、宮島航路で宮島に行った。
船の中で、弁当を食べた。
そして、海の中の鳥居を見た。夫婦共に久しぶりらしい。
そして、厳島神社に入った。床のすぐ下は水だと説明されると、妻は驚いていた。でも、夫は大丈夫だと、肩を取った。
その後、鹿煎餅を上げた。あげるのは本当に初めてで、鹿に食べ物を持っていくのを恐れていた妻だが、夫がえさをあげるのを見て、勇気を持った。
夫婦愛はすごく良いようだ。
そして、運よく、潮が引いていき、厳島神社の係員が、説明してくれた。
「只今より一時間は、海の上を渡ることが出来ます。鳥居も潜れますよ。」
この言葉に引かれて、股田夫妻も通っていた。
そして、潮干狩りを無料で出来るらしいので、掘った。
家とかで、蜆の味噌汁なんかを作るらしいのだ(股田事故田は、蜆の味噌汁が大好物らしい)。
そして、潮が戻る時間になり、急いで引き上げた。
そして、宮島航路で、宮島口まで戻り、広島電鉄で、宇治港まで行った。
ホテル内のゲームコーナーで使えるコインが、部屋の中にあったので、それをもって、遊んだ。
一人100枚もらえるので、200枚貰った。
そして、色々すぎ、次の日、即チェックアウトし、広島平和記念公園まで、広島電鉄で行った。
平和記念資料館もあるが、ここは見ず(時間がないため)、原爆ドームを取った。
そして、広島駅まで戻り、新幹線で新大阪駅まで向かった。
ここからは、夫である股田事故田が誘う旅行だ。でも、一緒には席に座らない。そう、乗務員として乗るのだ。
股田は、特急の車掌でもあるので、切符を見せてもらう役だ。
乗務列車は、オーシャンアローだ。
先頭車両がとても面白い形らしい。それは、鯨の正面みたいな顔だ。
これで白浜まで行き、その日の乗務は終了。
そのまま白浜で楽しんだ。
そして、次の日も同じオーシャンアローで、新大阪駅まで向かった。そして、その日の乗務も終了し、股田夫婦は、新大阪駅の社員用駐輪場に止めているので、そこから自転車で帰った。
その日の晩御飯は、広島駅などで買った駅弁だ。懐かしく感じているらしい。
そして、休暇はとれたのである。

<あとがき&次回予告>
SPということもあり、いつもとは違う雰囲気で終わりました。
あとがきと次回予告をまとめて見ました。
次回は、目的のあの職業に・・・
ですので、次は、その職業の訓練などです。
次回は、これより短いです。だって、これは特番なんですもの。
あれ、特番の前、何話まであるんだろう・・・


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